これ以上ペンを持ち続けると腱鞘炎になってしまうのではないかというほど、毎日のようにペンを走らせていたのは、履歴書を書き続けていたからです。私は大学3回生になったと同時に、就職活動をスタートさせたのですが、最終的に採用が決まったのは、大学4回生になったときのことでした。そのため、丸々1年間ほど就職活動に取り組んでいた私は、その間に何十枚もの履歴書を書いてきました。履歴書というと、氏名、住所、生年月日といった基本的な個人情報をはじめ、自分の歩んできた学歴であったり、持っている資格、自分のアピールポイントとなる長所、そしてどうしてその会社に就職をしたいのかという志望動機を書き込むもので、面接において相手に自分を評価していただく1つのポイントになるものです。そんな履歴書は、決して手を抜くことを許されず、求人に応募をするたびにその会社に合った内容のものを書く必要がありました。私は就職活動中、約50社ほどの求人に応募をしたため、それに加えて練習したものや失敗した枚数も考えると、下手すれば100枚は書いてきたかもしれません。私がこの履歴書を書くにあたって気をつけていたことは、決して走り書きをすることなく、1字1字を丁寧に書くということです。Copyright(c) 2025 就職活動の履歴書のプライベート欄の書き方について All Rights Reserved.